「房州うちわ」作りには21の工程があり、そのほとんどが手作業で手間暇かけて作られています。以下に主な製造工程をご紹介します。

割竹

竹を細かく割いて、うちわの骨を形作る工程です。
割き台に竹を固定し、竹の中心から8つに割いて腰を折ります。内側の余分な肉の部分を削いでおきます。
さらに48本から64本の骨に割いていきます。

編竹

うちわの骨を糸で編んでいく工程です。
骨をほぐしながら半分に分けていきます。
穴に編み棒を指しこんだら、糸を結び付け固定します。途中で崩れないように、しっかり握りながら、糸を交互に編んでいきます。
編み棒を外したら両端を糸でくくっておきます。

窓作り

うちわの骨が動かないように糸を引き締めておきます。
弓を反らせながら骨の両端と弓を糸で結びつけます。
型を当て、糸が作る曲線を整えていきます。

貼り

うちわの骨に紙や布を貼る工程です。
目拾いの工程で挟んだ細い竹を外します。刷毛を使って骨全体に糊を薄く塗っていきます。竹へらを使い骨の間隔を均一に整えていきます。
残りの半面を空気が入らないようにゆっくりと乗せ接着します。
重ならないように間隔を空け、乾燥した室内で糊を乾かします。

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